
頑固な四十肩に悩んでいる方のなかには、病院で運動療法を行っているにもかかわらず、回復が悪いというケースがあります。
実は四十肩にとって、どのようなタイミングであろうと、運動療法は絶対に禁忌です。現代医学はそこのところを完全に見誤っています。
『放置すると固まってしまうから、少々の痛みは我慢して動かしなさい』
というのが常識になっていますが、痛みというのは「肉体の異変を知らせるサイン」ですから、それを無視して患者さんに我慢を強いるような“運動”は「百害あって一利なし」といえます。
四十肩の治療における鉄則は『痛みの出ない範囲で動かす』ということです。
関節が固まるのは、痛みに対する筋性防御の結果なのです。痛みを発生させる機会をできるだけ少なくすることで、関節は自ずと回復していきます。それが自然の法則であり、自然治癒力なのです。痛みをこらえて、いろいろな刺激を加え続けることは、自然の法則に逆らっており、自然治癒力の発動を抑え込むことになるのです。
さらに回復期においては、腕を使う時、自分の手が常に視界の中に入っていることが重要です。なぜなら不意に動かした際、瞬間的な激痛に襲われるのは、たいていは自分の手が視界の外にある時だからです。
したがって、四十肩においては、以下の2点を絶対に守っていただきたいと思います。
①痛みの出ない範囲内で動かすこと。
②自分の手が視界の中から消えない範囲で動かすこと。
これを順守していただいたうえで、当方の治療(ARF)を行えば、四十肩は容易に治ります。
ARFの効果は運動療法が不要であることを証明しています。
ARFは「緊張型頭痛」「緊張型頭痛と片頭痛の混合タイプ」などに著効を示します。緊張型頭痛の場合、98%が何らかの改善を示し、そのうちの8割がほぼ完治しております。
大学病院などの頭痛専門外来で、頭痛薬を処方されている方、あるいは市販の頭痛薬を手放せないという方などのほとんどが、薬に頼らなくても済むという状態にまで回復します。
頭痛に関して少し解説しておきますと、世界人口の約40%が日常生活に支障を来たすほどの頭痛を経験し、日本人の25~30%が「頭痛持ち」だといわれています。頭痛は基礎疾患のない一次性頭痛と何らかの原疾患から来る二次性頭痛の二つに分けられます。
・一次性頭痛
緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛
・二次性頭痛
外傷・脳血管障害・脳腫瘍・非感染性炎症性疾患・感染症など
慢性頭痛の多くは一次性頭痛であり、生命の危険を知らせるものではありませんが、その程度によっては日常生活に大きな支障を来たし、薬に頼らざるを得ないという方もたくさんいらっしゃいます。
一次性頭痛の中でもっとも多いのが「緊張型頭痛」です。これは心身に及ぶさまざまなストレスが原因と考えられており、持続性の痛みになります。
次いで多いのが「片頭痛」です。この場合もやはりストレスが誘因となり得ますが、一番の特徴は拍動性の痛みであり、光や音の過敏症状、食欲が旺盛になるなどの前兆現象、胃のむかつきや嘔吐・めまいが合併するなど症状が複雑になる場合が多いようです。
緊張型頭痛の場合、ARFによってそのほとんどが改善します。肩こりと頭痛がセットで現れる場合は、その両方が同時に消失するケースも多々みられます。片頭痛の一部にも効果が認められますが、群発頭痛に関しては治療例がありませんので、効果のほどは未知数です。
ARFは自律神経に働きかけることが臨床的に確認されており、なかでも治療中「すごく眠くなる」、治療後に「不眠症が改善した」等の副交感神経優位になる現象が多数報告されています。
また治療後に胃がすっきりしたり、便秘が改善したり、男性の排尿機能が改善するなど、思わぬ効果が発現する例も多く認められます。
そしてなかでも女性の生理痛の改善には目を見張るべきものがあります。腰痛で来院された女性が意外な効果(生理痛の改善)に驚かれ、たいへん喜ばれるというケースが多いのです。生理痛を訴える女性の8割前後に効果が現れています。
出産後腰痛のほとんどに“関節受容器の機能低下”が認められます。
出産後腰痛に苦しむ女性の中には、肩こり・頭痛・顎関節の症状(あごが外れるような違和感や痛み)・手首~指の腱鞘炎を伴っているケースが多いのですが、それらの症状も同様に関節受容器の異常に端を発することがほとんどです。
出産後腰痛の患者さんに対しては、ARFが無効である例はほとんどありません。是非ともARFを受けていただいて、快適な育児環境を取り戻して欲しいと思います。