【痛みのメカニズムに迫る新たな解釈−過去の体験・記憶に基づく脳内補完と痛みの記憶回路(機能的ニューロン集団/セル・アセンブリ)の再生理論】三上クリニカルラボ−形態学上の診断と痛みの原因診断を切り離す視点の重要性を提起し、痛みの概念にパラダイムシフトを齎すBFI−
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デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)

サンプル画像 デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)とは?

脳科学においては「何かをしているとき」の脳活動を調べるスタイルが主流でしたが、昨今「ぼんやりしているとき」の脳活動に大きな注目が集まっています。人間の脳は「とくに何もしていないとき」に極めて重要な働きをしていることが分かってきたからです。

こうした脳の安静時に働く特殊領域(神経回路)を指して『デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)』と呼んでいます。

DMNは“ぼんやり”以外でも自己を客観視したとき、あるいは瞬きをした直後等にも活動することが知られていますが、その真の役割についてはまだよく分かっていません。

そのようななか筆者が唱える仮説−DMNは意識と無意識の境界にあってネットワークチャネル(信号伝達の調節弁)すなわち意識と無意識のあいだにおける信号(情報)のやり取りを調節すると同時に、脳全体の神経回路の流れを自律的に調整する役割を担っているのではないか。肉体の代謝バランスを自律神経が調節するように、脳の代謝バランスをDMNが整えているのではないか−に従うならば、BFI はDMNに働きかけて神経ネットワークを調律する効果があるのではないかと推度されます。

ど忘れした芸能人の名前を思い出す瞬間は、懸命に思い出そうとしているときではなく、まったく別のシーン(たとえば何も考えずにトイレで用を足している時など)にふと思い浮かぶことが多いわけですが、その“記憶が蘇る瞬間”というものがDMNが働いた瞬間であろうというのが筆者の推論であり、さらに何かしたわけでもなく込み上げてくる安静時の痛みやしびれも同じメカニズムのものであり、これらに対しては“DMN失調症”とも言うべき病態と見なすことができるのではないか、というのが筆者の見方です。

サンプル画像 デフォルト・モード・ネットワークと認知症の関係

認知症の大多数を占めるアルツハイマー型認知症では有害なタンパク質(アミロイド-β)の沈着が発症の引き金になると言われています。このアミロイド-βが沈着する領域とDMNの領域がほぼ一致することが最新の研究で明らかになりました。そのためDMNの活動パターンを調べることで、認知症の早期発見に繋がることが分かってきたのです。

先述したとおりDMNは脳内神経ネットワークにおける膨大かつ複雑な信号の流れを自律的に調整する働きを担っていると考えられ(筆者の私見)、認知症ではまさしくそうした機能が破綻していると臆断されます。

したがってBFI はDMNの活動パターンを正常化することで、結果として認知症の予防に繋がることが期待されています。

ちなみにDMNの研究においてはADHD、発達障害、うつ病、統合失調症、慢性痛との関係性が指摘されています。

DMNについてはこちらの記事『無意識下情報処理が痛みや関節拘縮を改善させる理由A−DMNとミラー療法−』でも詳しく解説しています。


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