

体幹の前後屈の可動域、筋肉の緊張、
痛みの出る場所などを調べます。

片足立ちでの筋肉の緊張、バランス感覚、
体重の乗せ具合などを診ます。

神経学的検査(腱反射等)を行います。

骨盤から下肢の動きを調べます。

足首下部(距踵関節)と腰仙椎移行部
(L5/S1椎間関節)を同時に触ります。
指先で微かに触れる程度です。

膝関節と腰仙椎移行部(L5/S1椎間関節)を
同時に触ります。

腰仙椎移行部(L5/S1椎間関節)と
胸腰椎移行部(T11/L2椎間関節)を
同時に触ります。

腰仙椎移行部(L5/S1椎間関節)と
頸胸椎移行部(C7/T1椎間関節)を
同時に触ります。

膝関節と肘関節を同時に触ります。

膝関節と反対側の足首下部
(距踵舟関節)を同時に触ります。

頸胸椎移行部(C7/T1椎間関節)と
鎖骨の端(肩鎖関節)を同時に触ります。

頸胸椎移行部(C7/T1椎間関節)と
鎖骨の付け根(胸鎖関節)を同時に触ります。

(術者の感覚で)持ち上げた際の
下肢の重たさと可動域を評価します。
施術後は軽く上がるようになります。

片足立ちでのバランス感覚を確認します。
施術後は安定してしっかりと
体重を乗せられるようになります。

前後の動きを診ます。
施術後は可動域が回復し、
痛みも和らいでいるのが分かります。

側屈もチェックします。
施術後は柔らかくなり、腰から足に
かけてのつっぱり感などがなくなります。
1981年リウマチの研究者Barry Wykeが関節内にある感覚受容器(センサー)に関する論文を発表しました。その内容は「関節内には4種類の感覚受容器があり、外力や炎症を感知するとともに周囲の筋肉を制御するシステムすなわち関節反射
(arthro-reflex)がある」というものでした。
現在ではこの論文を基礎にして「関節神経学」という分野が確立され、一部の臨床に応用されています。
代表的なものとしては、PNF(固有受容性神経筋促通法)およびANT(関節神経学的治療法)という技術があり、主にリハビリテーション医学において利用されています。
これらは関節面に対して垂直あるいは斜め方向に押したり引っぱったりするもので、かなり明確な刺激を加えるテクニックです。
一方でARFは整形外科領域の痛みやしびれをターゲットに開発されたもので、極めて繊細な力加減-ほとんど触れるか触れないか-の極微刺激によって感応させるという技術です。
同じ関節神経学をベースにした療法でも、従来あるテクニックとARFとでは刺激の強さがまったく違います。
さらにARFでは2ヶ所以上の関節を同時に触るという際立った特徴があります。
このようにARFが従来の技術と一線を画しているのには、理由があります。
関節機能に関して、まったく新しい7つの視点を持っているからです。
以下がその骨子です。

① 関節液の入排出システムは、脳脊髄液や眼房水と同様に
“蛇口開きっ放しの法則”が当てはまる。
つまり関節液の産生と吸収のバランスは “吸収 (排出) ” 側のみでコントロールされている。
これについての詳細はこちら。

② 関節液の分泌吸収を担っている滑膜B型細胞は、
分泌専門(重層上皮様に配列する細胞群)と吸収専門(単層配列の細胞群)の2つのタイプに分かれる。
これについての詳細はこちら。

③ 『関節液の量を一定に保つ機能』
『関節内圧を制御する機能』
『関節包の緊張を制御する機能』
これらはひとつの同じシステムによって統括されている。それこそが関節反射である。
関節受容器のうち、TypeⅠセンサーとTypeⅡセンサーが関節内圧の変化を感知することによって、
内圧を制御し、同時に滑膜B型細胞による関節液の排水を制御し、同時に関節包の緊張を制御している。
(これについてのもう少し詳しい説明はこちらのページ後半をご覧ください)

④ とくにTypeⅡセンサーは極めて微かな外力(超微弱振動)を感知することで、フィードフォワード制御
(予測制御)を行っている。これにより、全身もしくは半身の関節反射の広域連動性が創出されている。

⑤ 関節受容器は「ほとんど触れるか触れないかといったレベル」の極めて微弱の刺激に反応する。

⑥ 関節反射の機能を回復させるという観点のみで言うならば、
ARFによって関節受容器の反応が正常化すると、自動的に関節包内運動も速やかに回復するため、
関節運動学的なアプローチは一切必要ない(関節を他動的に動かす必要がない)。

⑦ 痛みやしびれの臨床においては、関節反射の機能を回復させることで、
もっとも安全に、もっとも確実に症状の改善が達成される。
運動器の制御には「関節反射による広域連動性」という目に見えないシステムがある…
人間の身体機能のカギを握るのは間違いなく運動ユニットの連動性です。一見関係なさそうな遠いところにある筋肉同士でも、実は目に見えない反射機能によって結ばれているのです。下半身のエネルギーが上半身にスムースに伝わってはじめて人間は本来の能力を……
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深部体性組織に幅広く存在するサイレント受容器-炎症を監視するセンサー-が痛み信号を送る…
一般に痛み信号は末梢神経と脊髄を経由して脳に運ばれると考えられているわけですが、腰痛や肩こりといった深部痛に関してはそれ以外の伝達経路が存在する可能性があります。
その一つとして、ある種の神経ホルモン(神経伝達物質)が血液(あるいは脳脊髄液)の流れに乗って脳に運ばれるという“液性伝達”説が……
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ロケットを飛ばす形而下の科学と生命科学を同一視すべきではない。生命現象は人智の及ばぬ深淵なるもの…
ARFで痛みが消える理由を科学の視点でとらえたとき、そこには多くの交絡因子があって、何に作用してどういう反応が起きているのかは厳密には分からないとしか言いようがありません。関節に触れようとすれば当然他の組織-皮膚、皮下組織、軟部組織、骨膜など-にも刺激が……
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抵抗力あるいは免疫力の低下とはすなわち「代謝機能の低下」と換言することができる…
代謝機能は「物質代謝」と「エネルギー代謝」に分けて考えることができます。後者(エネルギー代謝)は熱・光・電気・重力などのエネルギーを生体が利用するための代謝システムです。生命は唯物論の世界とくに分子生物学の視点からは「遺伝子を運ぶ乗り物(精巧なる分子機械)」と見なされる一方で、目に見えない何らかのエネルギーが常に流れ循環し続ける一個のエネルギー体と捉えることもできます。
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人間の“思い込み”や“信念”は医療のあらゆる場面に影響を与えている…
先日、脳性小児麻痺の子供のリハをしているとき、いつもより表情に生気を感じなかったので、触診を入念に行ったところ、左下肢全体が明らかにむくんでいるのが分かりました。そこでARFを行ってみると、なんと完璧にむくみがひいたのです。じっとしていることができない子供の治療はむつかしいのですが、それでもこれだけの変化が現れるというのはすごいことだと思います。治療後は顔に生気が戻って、表情も明るく……
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